(開催日)
2017年9月10日(日) 徳島大学 蔵本キャンパス内長井記念ホール
(事業実施に至る背景)
新卒の学生の3年以内の離職率は全国・徳島県を共に見ても、3割~4割と非常に高いです。(離職率全国・徳島)また、その理由の多くは学生の働く事へのイメージと、就職してからの現実とのミスマッチだという事が分かりました。(離職理由)これらの根本的背景は、新卒の学生はもちろん社会を知りませんから、労働に対しての賃金や休日など目に見て分かりやすい基準に頼るしかないことです。もちろん生活をしていく中でお金は大事ですが、学生にとって働く=お金になりすぎってしまっているが故の社会問題ではないでしょうか。よって、私たち徳島に住む青年経済人としては、働く意義ややりがいなどの仕事への「想い」の発信が必要ではと考えます。
(目的)
高校生に徳島で働く大人達が仕事に対してどのような「想い」を持っているかを伝え、進学や就職の際に必要な幅広い視野、判断基準を持ってもらいます。
(結果)
青少年事業の本質である子供の成長につきまして、初めて会ってから、発表会、またその後の懇親会のあとの一言を聞いていてもすごく成長をしたことが伺えました。最初は、お昼ご飯の注文も恥ずかしくできなかった様な子が、舞台上で震えながらも堂々と発表できた時は感動を覚えました。世間話をしていても、最初とは全然違う成長を見せてくれたので、この事業の意味があったのだろうと思いました。また、最後にゴジカルに大人5人と高校生2人で出演をしたのですが、一番堂々と感想を言えたのも、学生達でした。この短期間でも自信をつけ、皆の代表としての責任感を感じ堂々と出演してくれた事はとても逞しく映りました。予想していた以上に学生達は成長したと感じる事ができました。