日頃よりお世話になっております。
未来社会創造委員会、副委員長の太田と申します。
安田委員長より今月の委員会ブログを頼まれたので、初めてのブログを担当させていただきます。
しかしながら、私は口下手な上に文才も乏しいためテーマを決めるだけで、ひと月が経過してしまいました。
考えれば考えるほどテーマが絞れなくなり、遂に覚悟を決めて書いた文章も熱い気持ちが空回りし、読み返すと恥ずかしい気持ちになり、全て削除してしまいました。
そこで思考をガラッと変えました。ポエムを書きました。
処女作になりますので、広い心でお付き合いください。
春暁花重
春うらら、暖かい風が桜の木を優しく撫でる
舞い散る花びらは始まりの季節を告げる
河川敷では今日もボールを追いかけている
倒れたツクシも身体を起こし子供たちを見守る
土手から見えたこんな景色が昔を思い出す
徳島に移住してきたのは4年前
大きな吉野川と高く聳える眉山が車窓に写る
荷を下ろしたのは少し大きく古びたマンション
窓を開ければ小さな川が流れ
吹き込んだ夜風は白々と頬を突き刺した
そして無数の星たちが新たな始まりを告げる
それからたくさんの季節を過ごし
たくさんの産業に触れ
たくさんの文化に触れ
たくさんの人に触れ
たくさんの経験をし
たくさんの課題が見つかった
そうだ、この地で未来社会を築こうか
春うらら、これは始まりを告げる話