働く√まちづくり委員会ブログ
任侠～ninkyo～
こんにちは！
働く√まちづくり委員会副委員長の藤川です。
さて、我々の委員会は「事業系」と言われておりまして、今年も絶賛何かしらの企画を行っています。
一般の方からすると、事業って何か公共工事でもするのか？新規ビジネスを繰り広げるのか？と思うかもしれません。平たく言えば青年会議所内や一般市民の方を交えたイベントなのですが、決して単なるイベントではありません。
事業は、実施されるまでに多くの過程を踏んで構築されていきます。（例会なども同じですが）
社会に問題提起する、世論を受けて解決策を提示する、それを更なる運動に繋げます。調査により問題点を洗い出し、それが何故起こっているか、どうすればそれを変えられるかの仮説を立てます。ターゲット（人、団体、街など）を絞り込み、何がどう変わって欲しいかを明確にして、それに対して熱く訴えかけます。
その為の社会実験や人材育成などを、いわゆる「事業」と称しています。
・・・で、まちづくり委員会でありますから、今まで街の問題点を探るべく何度も調査をしました。
今まで当委員会ブログでも紹介したような、様々な団体や人物からのヒアリングや協議の他に、まち歩きや飛び込みで市民から声を聞く泥臭い努力もかなり行ってきました。
大雨の中、傘をさして団体で移動している姿は市民からするとすごく不思議な団体だったと思います。もしこのブログを読んでいる方で、最近雨の中の不思議な傘団体を見かけたことがある人がいれば、それはたぶん私達です。笑
・・・が、いろいろあって事業構築に行き詰まっておりました。
そんな中、徳島都市開発株式会社さまと面談させていただく機会をいただきました。まず当委員会の考えを伝えるために、我らの堀田委員長が資料をまとめてくれたのですが、その表紙がこれ！
（審議通過前なので、徳島都市開発さまとの面談内容や事業名は秘密！決まってからのお楽しみ！）
ん？何だこの強面の人は？
堀田委員長について行くために、いろいろ調べて勉強しました。
これは、鍾馗（しょうき）と言って邪気を祓う神だそうです。この名を名乗った鍾馗半兵衛という侠客が江戸時代にいたそうです。
そうです、堀田委員長は任侠なのです！笑
任侠とは、仁義を重んじて困ったていたり苦しんでいたりする人を助ける信念です。この江戸時代の侠客半兵衛は、横暴を振るう御家人旗本から町民を助けるために立ち上がった正義の人という位置づけです。
町民を助けても、自分自身にメリットは無いしむしろ自分が危険にさらされるかもしれません。しかし、損得勘定ではなく自ら行動して周囲を助けたいという自発的貢献意欲があったのだと思います。
まさに、我々の活動にもぴったりなのではないでしょうか！
ということで、皆で鍾馗ポーズ！
これからも、事業に向けて全力で走り抜けます！
